福島復興再生特措法の質疑

 

《活動》

5月31日に、東日本大震災復興特別委員会において「福島復興再生特措法改正案」の質疑が行われ、45分間の質問をしました。
福島の復興再生には、原発の廃炉と除染が最も重要との立場から発言しました。
まず、福島第一原発1号機の原子炉内部の映像で確認できた状況について原子力規制委員会が対策するよう東電に指示したことに対する東電に今後の対応の検討状況を尋ねました。
また改正案では、特定復興再生拠点区域外の帰還困難区域への帰還意向について避難住民の皆さんに確認し、帰還する場合にはその日常生活圏を除染することになります。帰還を検討するためには、意向確認の手続きや除染する日常生活圏の範囲、また復興の全体像などが明確に示されなければ判断できないのではないか、との立場から復興担当大臣に詳細を尋ねました。
「福島の皆さんに寄り添い」「帰還を希望する全員を帰還できるようする」という政府の言葉が、単なる枕詞ではなく、被災地と避難住民の皆さんに信頼される復興再生の取組となるように要望しました。