【コラム】被爆から76年。広島・長崎への想い

 

《活動》

1945年8月6日に広島、そして9日に長崎に、米軍が人類史上初の原爆を投下してから76年、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の誠を捧げます。

今年の「原爆の日」は、2021年1月22日に核兵器を全面的に違法とした、国際法である「核兵器禁止条約」が発効されてから、初めて迎える「原爆の日」です。

原爆は一瞬にして罪のない人々を殺傷しました。生き延びた被爆者は差別と放射能による後遺症にいまも苦しみ続けています。親や子ども、きょうだいを亡くし、頼る人もいない人々は、原爆により生活が破壊されました。この同じ過ちを二度と繰り返してはなりません。

核兵器禁止条約は、核兵器使用の威嚇(いかく)も禁止しています。核保有国と核の傘の下にいる国々は核抑止論ではなく、対話による平和の道を歩むべきです。

核や戦争のない平和な世界を実現するために、核保有国と非核保有国の対話の橋渡しをする役割を担うことができるのは、唯一の戦争被爆国である日本だけだと思います。

2022年3月に開催予定の第1回締約国会議に、まだ日本の参加等の決定はされていませんが、ぜひオブザーバー参加をし、また、未批准の核兵器禁止条約に署名・批准することが、取るべき行動・態度なのではないでしょうか。

そのためにも、一人でも多くの国会議員が核兵器禁止条約の賛同者となり、この取り組みを推進し、平和な国際社会の実現に向けて行動する必要があると私は考えます。

※写真:私が福岡県職労青年部のころに原水禁長崎大会に「平和バイク隊」というキャラバン行動に参加していた頃の機関紙や議案を見ていました。(なんと約38年前!)私は運転できないので、ニュースカーという街宣用の車や整備用の車に同乗して参加していました!懐かしいです。

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