自治労熊本県本部にお伺いしました。(8月3日~6日)

 

《活動》

8月3日から6日にかけて、自治労熊本県本部にお招きいただき、さまざまな組合や団体等との意見交換の機会をいただきました。

多くの組合のみなさんと直接対面し、みなさんが直面している課題をお伺いしたり、私の想い、政治に期待すること、変えてほしいことや日常の組合活動のことなど、ほんとうに多岐にわたるお話しができました。

コロナ禍にあって、なかなか対面での機会を作ることは難しく、また調整等も非常に難しいなか、このような機会をいただけたこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。

<熊本地震、豪雨災害について>
2016年の熊本地震の時に、私は自治労の役員として、復興支援活動のために現地の対策本部に詰めていました。

その時は後方支援の事務局をしていたこと等もあり、被災地に赴いたり、現場で奮闘するみなさんの様子をお伺いする機会はあまり多くはありませんでした。

今回、改めて地震で被災された地域の家屋や施設、道路や山林を目の当たりにし、当時の様子がどんなだったか、以前より解像度を上げて想いに至ることができました。

まだまだ復興の途上であり、引き続きの支援が必要だというお話しを多く伺いました。

また、昨年(2020年)の豪雨災害の被害にあった自治体では、コロナ禍の被災ということで、復旧・復興にはかなりの時間がかかるというお話も伺いました。

慢性的な人員不足の状況で、コロナ対応、災害対応やその復旧・復興など、本当に大変ななかで地域の公共サービスを守るために奮闘していただいています。

被災された地域の方々や公務公共サービスに関わるみなさんの奮闘だけでは、復旧・復興は困難な状況にあると感じました。

私にできることが何なのか、しっかりと見つめ直し、行動をしていきたいと思います。

<意見交換でお伺いしたこと>
多くの組合のみなさんと意見交換をしたなかで、印象に残っていることを書き出してみます。

「若い人が定年まで勤めたいという気持ちになれないくらい、職場が多忙を極めている。人員不足が限界」
「熊本地震のときには、組合が助けてくれて本当に助かった」
「地震で大半の職員が被災し、精神的にもかなり苦しかった。今の状況をまた集まって話したり聞いたりしたいが、コロナ禍で集まれずに苦慮している」
「職員数が少なく、コロナ禍で業務が増えるなか、1人でいくつも仕事を兼務している人がさらに増えている」
「平時はなんとかなっていたが、災害、コロナ対応になって、本当に負担が大きくなった」
「とくに小規模の自治体では採用が困難になっており、職員が確保できていない。募集をかけても集まらない」
「会計年度任用職員の処遇改善のためには、引き続きの法改正が必要だ」

お話を伺う中で、現場でがんばっている、踏みとどまっているみなさんの想いや努力を本当にひしひしと感じました。

ご意見を真摯にうかがい、少しでも現場で働くみなさんの状況を改善できるように活動していきます。

「健全な公共サービス」を取り戻し、「みんなで支え合う社会」を実現するべくがんばってまいります。

<<意見交換させていただいた組合や関連団体>>
自治労熊本県職員連合労働組合
熊本市役所職員組合
人吉市役所職員組合
自治労球磨村役場職員組合
水俣市職員労働組合連合会
津奈木町職員組合
芦北町自治職員労働組合
山鹿市職員連合労働組合
産山村職員組合
阿蘇市職員連合労働組合
高森町職員組合
宇城市職員労働組合
美里町職員組合
山都町職員組合
県本部退職者会
立憲民主党 熊本県総支部連合会
連合熊本
運輸労連 熊本県連

改めて、コロナ禍にあって、この貴重な機会を調整いただいた自治労熊本県本部の事務局、そして対応いただいた組合のみなさんには心より感謝申し上げます。

引き続き、お話しする機会を設けていただいたみなさんの想いと、この貴重な機会を大切にし、私の想いをしっかりとお伝えしていきたいと思います。

今回お伺いすることのできなかった自治労熊本県本部の組合のみなさんとも、ぜひまた改めてお話しする機会を作りたいと考えています。その際はぜひともよろしくお願いいたします。

※写真撮影の際にマスクを外していますが、それ以外の時は常時着用しています

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