自治労長野県本部にお伺いしました。(5月29-31日)

 

《活動》

5月29日から31日にかけて、自治労長野県本部にお招きいただき、県内の組合のみなさんとの意見交換や集会に参加させていただきました。

集会では私の政治に対する想いをお伝えする時間をいただき、さらに各組合にも個別に伺う機会もいただきました。熱心に私の話に耳を傾けてくださった皆さんには、感謝の言葉しかありません!

【部落解放同盟長野県連合会 第75回定期大会】
部落解放同盟長野県連合会の第75回定期大会にお伺いし、決意表明をする機会をいただきました。
昨今、ネットによる差別中傷事件が後を絶たず、多くの被害者から声があげられています。
また、ロシアによるウクライナへの侵攻についても、戦争という形で多くの人権が蹂躙されており、一刻も早く、この蛮行を止めなければなりません。
さらに日本国内では、このウクライナ侵攻に乗じて「敵基地攻撃能力」「核保有」などの発言が見られるようになり、憲法改悪まで一気に進めようとする勢力も存在します。
こういったことからも、この夏にむけて改めて気合を入れ直さねばと、さらに身の引き締まる想いでした。


【県内の組合を訪問】
長野県選出の杉尾ひでや参議院議員とともに、県内の組合にお伺いし、多くの方と意見交換をさせていただきました。

業務量に対して職員が不足している自治体が多くあり、平常時でも職員一人一人が多数の業務を兼務しているとお聞きしました。
そのような中で頻発する自然災害や、コロナ禍の影響により、計り知れない業務負荷が職員にのしかかっています。
「途方もない業務量に心を病む職員も少なくない」というお話や、「将来展望を持てずに早期退職する職員も出てきている」という厳しい現状もお聞きしました。

そして、組合による当局交渉だけでは解決できない課題も多くあり、政治の場での解決を求める声、そして私に期待するという激励も多数いただきました。
みなさんからお聞きした「声」をしっかりと胸に刻み、疲弊している現場に少しでも明るい展望が見えるよう、力いっぱい、がんばってまいります。

<意見交換でお伺いしたことメモ>
・退職者の補充も十分ではなく欠員状態にある中、ほとんどの職員が多数の業務を兼務している。
・兼務を重ねながら仕事をしなければならない小規模町村では、例えば給付金の事務処理ミスなど、いつどこで起こってもおかしくない状況だと感じる。改善するための方策を期待したい。
・公務職場がブラック職場という認識が広がりつつある。そのことを承知しながら入職してくれる職員もいるが、このような状況は改めなければならず、政治の力が必要である。
・コロナ禍において、一般給付金、低所得者向け給付金、子育て給付金、事業者向け給付金などにより業務が大幅に増加し、人員不足を実感している。メニューと資金を準備するだけの国とは違い、各自治体にフィットした接種スケジュールや給付の仕組みを作り、会場準備や住民への周知徹底など、対応すべき業務は山ほどある。
・国から一方通行で仕事が下りてくる。期限がタイトであり厳しい状況が続いており、市も対処が追い付かず、毎月のように兼務発令が発生している。
・業務過多により職員同士が思いやれる余裕が無くなっており、この5年間で病休者が急激に増えている。
・20年前は考えられなかったような市民の目の厳しさがあり、要求も大きくなっている。
・年度途中に病休者が発生すると、当該年度内は非正規職員での補充となるため法的な改善が必要である。
・給食調理現場では衛生管理体制の強化など、これまで以上に業務が煩雑さを増しているが処遇は変わっておらず、改善を期待したい。
・栄養士の配置基準をもっと高めていただきたいと考えている。小学校への栄養指導など、これまで以上に求められる領域が増えているが対処できていない状況にある。

<<意見交換やごあいさつさせていただいた組合や関連団体>>
・木曽町職員労働組合
・辰野町職員労働組合
・伊那市職員労働組合
・宮田村職員労働組合
・駒ケ根市職員労働組合
・中川村職員労働組合
・大鹿村職員組合
・大町市職員労働組合
・安曇野市職員労働組合
・松本市現業労働組合(土木センター・東部給食センター)
・下伊那地区協単組代表者会議

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