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自治労石川県本部にお伺いしました。(5月9日~13日)
5月9日から5日間、自治労石川県本部にお招きいただき、県内の組合のみなさんと意見交換等の活動をしました。
石川では、昼休みの屋外での集会をはじめ、みなさんと意見交換等をする機会をたくさんいただくことができました。
ともに活動していただいた皆さん、熱心に私の話に耳を傾けていただいた皆さん、本当にありがとうございました!
石川では人員不足もさることながら、それに起因する公共サービスの質の低下に対する危機意識をお持ちの方が多くいらっしゃいました。
職員数が減ることで、対応できる時間も減り、長時間労働でなんとか踏ん張ってきた職場でも、このコロナ禍で限界を迎えています。
その場限りの「工夫」や「我慢」で耐え、逃げ続けるのではなく、正面から、きちんと人を増やし、現場の皆さんがいきいきと働ける職場にしなければ、公共サービスの劣化は止めることはできません。
そのためにも、しっかりとこの現場の窮状を国政の場で訴えていくためにも、必ずやその立場に立ちたいという想いを強くしています。
一つ一つの機会を大切に、そしていただいた激励を胸に、石川の皆さんの声をしっかりと国政に届けるためにも、頑張ってまいります!
<意見交換でお伺いしたことメモ>
・資格職(医療従事者、保育士など)が不足している。看護師不足を解消するため、奨学金を利用する看護学生に対する返済免除制度などを導入している。しかし、免除期間終了後に都市部の病院に再就職するなどして、定着しないことも課題。
・医師不足が顕著。国政でも改善策を練ってほしい。
・病院勤務だがコロナ禍で厳しい労働環境に置かれたのは看護師だけではない。処遇改善も看護師だけでなく医療関係従事者に広く適用させてほしい。コロナ禍ではこれまで看護師が担っていた業務を事務職も含めて担うことで、病院機能の維持を図ってきた。そのことを国は理解していない。
・何年も募集し続けてようやく薬剤師が採用できた。薬剤師も応募がなく採用が厳しい。
・民間病院が引き受けない重度の患者や、処遇困難患者の措置入院の受け入れも担い、負担感が大きい。
・募集しても採用が少ない中で、離職者が多い。配置基準の厳しさとコロナ禍でこれまで以上に忙しさが増している。
・ここ最近は1~2年程度で退職する職員が増えている。一役場の問題だけではなく、人員不足をはじめとする、公務員全体を取り巻く環境も大きいのではないか。
・規模の小さな職場なので、定年延長がなされることにより新規採用者が抑制されることが不安。現在でも40~50代の比率が高く、20~30代が少ないので年齢構成のバランスが悪く拍車がかからないか不安。
・会計年度任用職員の5年雇い止めをなくしてほしい。仕事に慣れたころに5年を迎えることがある。
・土木部会だが、市道2000キロの道路管理を行っている。以前は15人いた正規職員が7人に減った。一方で道路損傷等の通報は年々増えており、業務過多となっている。
・学校部会だが、73校のうち正規職員配置は41校のみ。残りの学校は会計年度任用職員とシルバー人材センターへの委託で対応。シルバー委託校等での草刈り作業などは、危なくて高年齢者に任せることもできず、教育総務課からの応援で対応しているが、将来が不安。
・給食部会だがノロウイルス、コロナウイルス対策の予算が限られている。ぜひとも予算増を国に働きかけていただきたい。
・コロナに伴う介護加算の配分方法を再検討してもらいたい。介護職員には支給があるが、事務職等への支給はなされない。当法人はケアマネ→事務→介護職など移動も頻繁に行われるのだが、たまたま介護職から別の職に移った職員には支給されないなどの不合理がある。年間では随分と大きな支給格差となり、モチベーション低下にもつながりかねない。
・政治闘争の難しさを感じる。コロナ禍の中で会う機会が減っており、退職者会からの情報ではなくマスコミ情報に影響を受ける方もいる。
・総選挙後の立憲民主党は自民党の野党分断、懐柔政策に翻弄されているように映る。
・とにかく人員不足が解消しない。育休取得者の代替え職員配置も当局が行っているが、まだまだ足りない。
・人口減少自治体や過疎自治体には国も手厚く支援しているが、人口が増加して小中学校を増設しなければならないような自治体への支援はない。人口が増えるから財源が自治体で賄えるわけではない。鬼木さんにも現状を理解して国政で政策として訴えてほしい。
・医療職が足りない。賃金が国公準拠では、民間病院に人材が流れてしまい、採用できない。
・人員不足は本市も同じである。通常でも多忙を極める中で、災害が発生したら業務が追いつかない。結果的に一部の業務が疎かになるなど、住民にしわ寄せがいってしまう現状を変えたい。
・当院はへき地医療も担っているが、地域医療構想では統合再編を指摘されている。地域性に沿った構想とはなっておらず、見直しが必要である。是非とも見直しに向けた取り組みをお願いしたい。
・コロナ前から業務量に見合わない少ない職員で踏ん張ってきた。一方、公務員に対する風当たりのきつさは変わらず、精神的に疲弊している。この世間の空気を変えるためにも、鬼木さんにはがんばってほしい。
・コロナ禍の2年間、病院スタッフは感染しないように自分だけでなく、家族で食事に行くことも控えて必死に頑張っている。しかし、この頑張りに対する報いが少ない。
・一時金が0.15月削減される。コロナ禍で多くのものを犠牲にしてきた中で、この仕打ちは本当にやるせない。
・本市は新採応募が少ない、メンタル疾患での離職や若年退職者も増えている。この実態を当局と改善に向けた協議を行っているが、打開策がない。
・技術系職員は更に採用が困難になっている。本市の努力だけでは限界。
・採用が減り、公共サービスの質が落ちてきているように感じる。以前は丁寧で市民に安心感を与えるサービス提供が出来ていたが、現在は出来ていないし、職場に余裕もない。
<<意見交換やごあいさつさせていただいた組合や関連団体>>
石川県職員労働組合
金沢市役所職員組合
金沢市従業員労働組合
加賀市職員組合
小松市職員組合
羽咋市職員労働組合
七尾市職員労働組合
輪島市職員組合
珠洲市職員組合
能登町職員組合
宝達志水町職員組合
公立能登総合病院職員労働組合
白山市職員組合
石川県市町村職員共済組合職員組合
公立松任石川中央病院労働組合
市立小松総合病院職員組合
野々市市職員労働組合
公立つるぎ病院労働組合
石川県国民健康保険団体連合会職員労働組合
内灘町職員組合
自治労金沢環境サービス公社労働組合
社会福祉法人石川サニーメイト労働組合
ときわ職員組合
陽風園労働組合
石川県社会福祉協議会職員労働組合
大門園労働組合
金沢市立病院労働組合
加賀市医療センター労働組合
穴水町職員組合
社会福祉法人 なごみの郷労働組合
連合石川
自治退石川県本部
石川では、昼休みの屋外での集会をはじめ、みなさんと意見交換等をする機会をたくさんいただくことができました。
ともに活動していただいた皆さん、熱心に私の話に耳を傾けていただいた皆さん、本当にありがとうございました!
石川では人員不足もさることながら、それに起因する公共サービスの質の低下に対する危機意識をお持ちの方が多くいらっしゃいました。
職員数が減ることで、対応できる時間も減り、長時間労働でなんとか踏ん張ってきた職場でも、このコロナ禍で限界を迎えています。
その場限りの「工夫」や「我慢」で耐え、逃げ続けるのではなく、正面から、きちんと人を増やし、現場の皆さんがいきいきと働ける職場にしなければ、公共サービスの劣化は止めることはできません。
そのためにも、しっかりとこの現場の窮状を国政の場で訴えていくためにも、必ずやその立場に立ちたいという想いを強くしています。
一つ一つの機会を大切に、そしていただいた激励を胸に、石川の皆さんの声をしっかりと国政に届けるためにも、頑張ってまいります!
<意見交換でお伺いしたことメモ>
・資格職(医療従事者、保育士など)が不足している。看護師不足を解消するため、奨学金を利用する看護学生に対する返済免除制度などを導入している。しかし、免除期間終了後に都市部の病院に再就職するなどして、定着しないことも課題。
・医師不足が顕著。国政でも改善策を練ってほしい。
・病院勤務だがコロナ禍で厳しい労働環境に置かれたのは看護師だけではない。処遇改善も看護師だけでなく医療関係従事者に広く適用させてほしい。コロナ禍ではこれまで看護師が担っていた業務を事務職も含めて担うことで、病院機能の維持を図ってきた。そのことを国は理解していない。
・何年も募集し続けてようやく薬剤師が採用できた。薬剤師も応募がなく採用が厳しい。
・民間病院が引き受けない重度の患者や、処遇困難患者の措置入院の受け入れも担い、負担感が大きい。
・募集しても採用が少ない中で、離職者が多い。配置基準の厳しさとコロナ禍でこれまで以上に忙しさが増している。
・ここ最近は1~2年程度で退職する職員が増えている。一役場の問題だけではなく、人員不足をはじめとする、公務員全体を取り巻く環境も大きいのではないか。
・規模の小さな職場なので、定年延長がなされることにより新規採用者が抑制されることが不安。現在でも40~50代の比率が高く、20~30代が少ないので年齢構成のバランスが悪く拍車がかからないか不安。
・会計年度任用職員の5年雇い止めをなくしてほしい。仕事に慣れたころに5年を迎えることがある。
・土木部会だが、市道2000キロの道路管理を行っている。以前は15人いた正規職員が7人に減った。一方で道路損傷等の通報は年々増えており、業務過多となっている。
・学校部会だが、73校のうち正規職員配置は41校のみ。残りの学校は会計年度任用職員とシルバー人材センターへの委託で対応。シルバー委託校等での草刈り作業などは、危なくて高年齢者に任せることもできず、教育総務課からの応援で対応しているが、将来が不安。
・給食部会だがノロウイルス、コロナウイルス対策の予算が限られている。ぜひとも予算増を国に働きかけていただきたい。
・コロナに伴う介護加算の配分方法を再検討してもらいたい。介護職員には支給があるが、事務職等への支給はなされない。当法人はケアマネ→事務→介護職など移動も頻繁に行われるのだが、たまたま介護職から別の職に移った職員には支給されないなどの不合理がある。年間では随分と大きな支給格差となり、モチベーション低下にもつながりかねない。
・政治闘争の難しさを感じる。コロナ禍の中で会う機会が減っており、退職者会からの情報ではなくマスコミ情報に影響を受ける方もいる。
・総選挙後の立憲民主党は自民党の野党分断、懐柔政策に翻弄されているように映る。
・とにかく人員不足が解消しない。育休取得者の代替え職員配置も当局が行っているが、まだまだ足りない。
・人口減少自治体や過疎自治体には国も手厚く支援しているが、人口が増加して小中学校を増設しなければならないような自治体への支援はない。人口が増えるから財源が自治体で賄えるわけではない。鬼木さんにも現状を理解して国政で政策として訴えてほしい。
・医療職が足りない。賃金が国公準拠では、民間病院に人材が流れてしまい、採用できない。
・人員不足は本市も同じである。通常でも多忙を極める中で、災害が発生したら業務が追いつかない。結果的に一部の業務が疎かになるなど、住民にしわ寄せがいってしまう現状を変えたい。
・当院はへき地医療も担っているが、地域医療構想では統合再編を指摘されている。地域性に沿った構想とはなっておらず、見直しが必要である。是非とも見直しに向けた取り組みをお願いしたい。
・コロナ前から業務量に見合わない少ない職員で踏ん張ってきた。一方、公務員に対する風当たりのきつさは変わらず、精神的に疲弊している。この世間の空気を変えるためにも、鬼木さんにはがんばってほしい。
・コロナ禍の2年間、病院スタッフは感染しないように自分だけでなく、家族で食事に行くことも控えて必死に頑張っている。しかし、この頑張りに対する報いが少ない。
・一時金が0.15月削減される。コロナ禍で多くのものを犠牲にしてきた中で、この仕打ちは本当にやるせない。
・本市は新採応募が少ない、メンタル疾患での離職や若年退職者も増えている。この実態を当局と改善に向けた協議を行っているが、打開策がない。
・技術系職員は更に採用が困難になっている。本市の努力だけでは限界。
・採用が減り、公共サービスの質が落ちてきているように感じる。以前は丁寧で市民に安心感を与えるサービス提供が出来ていたが、現在は出来ていないし、職場に余裕もない。
<<意見交換やごあいさつさせていただいた組合や関連団体>>
石川県職員労働組合
金沢市役所職員組合
金沢市従業員労働組合
加賀市職員組合
小松市職員組合
羽咋市職員労働組合
七尾市職員労働組合
輪島市職員組合
珠洲市職員組合
能登町職員組合
宝達志水町職員組合
公立能登総合病院職員労働組合
白山市職員組合
石川県市町村職員共済組合職員組合
公立松任石川中央病院労働組合
市立小松総合病院職員組合
野々市市職員労働組合
公立つるぎ病院労働組合
石川県国民健康保険団体連合会職員労働組合
内灘町職員組合
自治労金沢環境サービス公社労働組合
社会福祉法人石川サニーメイト労働組合
ときわ職員組合
陽風園労働組合
石川県社会福祉協議会職員労働組合
大門園労働組合
金沢市立病院労働組合
加賀市医療センター労働組合
穴水町職員組合
社会福祉法人 なごみの郷労働組合
連合石川
自治退石川県本部