自治労奈良県本部にお伺いしました。(2月7日~2月8日、16日)

 

《活動》

2月7日からの2日間、そして16日と自治労奈良県本部にお招きいただき、県内の組合や支援いただいている団体のみなさんと意見交換等の機会をいただきました。

朝のお見送りも連日行わせていただき、温かく迎えていただいた現場のみなさんには本当に感謝しています!

町村評議会のみなさんには集会にお招きいただき、さまざま企画をご用意いただきました。ありがとうございました。

さて、奈良の皆さんとの意見交換を通じてお聞きした現場の声の一部をご紹介します!

「コロナ禍の影響は子どもたちを直撃している。これまで当たり前だったおしゃべりしながらの食事もできなくなり、マスク越しやパーテーション越しの会話をせざるを得ず、コミュニケーションをとることが難しくなっている」
「コロナ禍の中で保育士にも疲労が蓄積されている。ソーシャルディスタンスの確保や感染予防で業務量が増えており、子どもたちや自らの感染リスクにも気を張っておかなければならない」
「保育現場への予算が増えづらい要因として、国からの財源が一般財源化されたこともあげられる。額がはっきりしない為に市当局の裁量で予算が決定されてしまう」
「コロナ禍で特定検診の受診率が落ち込み、収入減につながっている」
「土木職の採用が厳しい。今年度は追加募集しても応募がなく4月採用が見送られた」
「子どもの感染が増えている。感染拡大が職場にも広がり職場内の人員体制にも影響がでてきている」
「近隣自治体との間で会計年度任用職員の賃金格差が生じている。隣市の方が初任給が高く、応募がそちらに集まっている」
「保育現場で会計年度任用職員の比率が5割となっている。会計年度任用職員の処遇改善をお願いしたい」
「女性の組合執行部が少なく、女性の問題は男性の問題でもあり男性の意識改革が必要」
「高齢者施策よりも若者や子ども対策を手厚くしてほしい」
「現業職員がこの16年間採用を行っていない。会計年度任用職員の方が多い状況になっている」
「保育士の採用がここ20年間行われていない。また、土木、建築は募集するが応募がない」

人員不足やコロナ禍における職場実態、組合活動の難しさなどなど、本当に多くのお話をお聞かせいただきました。

国政を通じてでなければ変えることのできないこと、運動を通じて変革できること、さまざまお伺いしました。

解決の糸口の見えづらいことでも、意見交換をするなかで、もう一歩踏み出せることがないかというお話もさせていただきました。

みんなで力を合わせ、知恵や声を集めることで、少しでもみなさんの職場環境や公共サービスのあり方がよくなると信じています。

ご対応いただいた自治労奈良県本部のみなさん、本当にありがとうございました!

<<意見交換やごあいさつさせていただいた組合や関連団体>>
奈良県関係職員労働組合連合会
奈良市職員組合
奈良市従業員組合
大和高田市職員組合
五條市職員組合
御所市職員労働組合
天理市職員組合
桜井市職員組合
平群町職員労働組合
奈良市清美公社労働組合
奈良県国民健康保険団体連合会職員労働組合
自治労香芝市職員労働組合
奈良県市町村職員共済組合労働組合
奈良市生涯学習財団労働組合
大和高田市立病院職員組合
五條市社会福祉協議会労働組合
自治労奈良県本部保育部会の皆さん
自治労奈良県本部町村評議会の皆さん
連合奈良の皆さん
奈良県職労退職者会の皆さん

 

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