自治労群馬県本部にお伺いしました。(11月2日)

 

《活動》

11月2日に自治労群馬県本部にお招きいただき、県内の組合にお伺いして意見交換をさせていただきました。

多くの皆さんと対面で直接お話できる機会がいただけたこと、本当にうれしかったです。ありがとうございました!

<意見交換でお伺いしたこと>
「職員数が圧倒的に少ない。一昨年の台風被害が本当にひどく、全職員総出で対応しても、まだ職員が足りないと感じるほどだった」
「ようやく氷河期世代の採用をするなど、世代間の偏りが少しだけ改善された」「それでも応募が少ないのでなかなか難しい」
「若年層の離職率が高く、年齢構成が歪になっている。今後が不安だ」
「ワクチン接種をはじめ、多忙を極めた時は本当に「このまま定年まで働けないな…」と真剣に悩んだ。他の役所がどういう状況なのか知りたいと思っていたので、鬼木さんの話を聞けてよかった」
「目の前のことで必死になっていたけど、この状況を変えるためにはきちんと要求して勝ち取らないと状況は変わらないな、と改めて決意できた」
「なかなか町村職員の声は国会、政府、総務省までは届かない。鬼木さんには小さな声をしっかり聞いてもらって、それを届けるためにぜひがんばってもらいたい」
「3回目のワクチン接種の話が出ているが、年明けの雪の時期と重なることを考えると、交通弱者の対応等考えることが沢山ある。山間部ならではの課題かもしれないが、そういう所もあるということを知っていてほしい」
「氷河期世代の職員が本当に少ない。今の管理職の世代が抜けると、役割や責任に対しても全然人が足りなくなる」
「ワクチン接種の対応は本当にいろいろなことが不確定なまま、通常業務と並行しながら手探りでやるしかなく、本当に大変だった」
「人は増えないなか、国の制度の変更や調査、さらにはコロナ関連の対応など、人が増えない中では超過勤務時間は増えるばかりだ」
「どうすればガマンの地方行政の時代が変わるのか。活力は失われていくばかりだと感じている」
「「公務職場に魅力がなくなっている」というのは、正直私も肌で感じて危機感を覚えている。採用や教育は本当に大事で、若い人をちゃんと採用して育てて、確保していかないと地方に未来はないと思う」

採用や人員不足、若年退職や自然災害対応、職員の年齢構成の歪さやコロナ対応など、多岐にわたるお話を伺いました。

福岡県職労時代に私自身が取り組んだことなどをご紹介・例示しつつ、少しでもみなさんの一助になればと思いながらさまざまお話をさせていただきました。

すぐには解決しない、難しい課題も沢山うかがいましたし、私に対する激励のお言葉もたくさんいただきました。

みなさんの感じている歯がゆさやもどかしさ、応援のお気持ちを受けとめ、日々がんばってまいります。

自治労群馬県本部のみなさん、お忙しいなかご対応いただき、また、貴重な機会をいただきありがとうございました。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします!

<<意見交換させていただいた組合>>
沼田市役所職員労働組合
中之条町職員労働組合
東吾妻町職員組合
長野原町職員組合
嬬恋村職員組合
片品村職員組合
みなかみ町職員組合
昭和村職員労働組合

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