自治労群馬県本部にお伺いしました。(10月18日、20日)

 

《活動》

10月18日、20日に自治労群馬県本部にお招きいただき、県内の組合にお伺いして意見交換をさせていただきました。

多くの皆さんと対面でお話できる機会がいただけたこと、本当にうれしかったです。ありがとうございました!

群馬では、意見交換だけでなく、集まっていただいたみなさんと【「鬼木まこと」についてのワークショップ】形式での意見交換もさせていただきました。

みなさんから、私の言葉で印象に残ったことや、プロフィールにある「趣味」「好きな言葉」などについての質問をいただき、コミュニケーションを取りつつ私のことを知ってもらう機会を作っていただきました。

色んな角度からの質問があって、本当に面白かったです。さまざま工夫いただいたみなさん、誠にありがとうございました!

<意見交換でお伺いしたこと>
多くの組合のみなさんと意見交換をしたなかで、印象に残っていることを書き出します。

「『仕事はやりがいあるけど…』と言いつつも、賃金が低いために同期が何人か民間や都市部の自治体に転職してしまった」
「女性が少ない職場や職種で、産休や育休を取ろうと思っても代替の人を入れてもらえない。ギリギリの人数で職場が持っているので、前向きに制度を使おうという気持ちになれない。非常時やWLBのことも考えて、もう少し人員を増やせる環境にしてほしい」
「本当に人員が少なく、同じ係の係長と係員が全く違う仕事をしていたりする。どちらかに何かあっても、対応できないような状況にあることに危機感を感じているが、当局は『仕事は回っているから』と、人を増やそうとしない」
「メンタルで休職している人がいても『すぐに復職するかもしれない』として、代替の配置を一切しない。そういう人に対する当局の理解が全くない」
「かつては時間をかけて新人を育てていたのに、人員不足のためにいきなり現場に出すような状況が続いている」
「同期でも業務多忙や賃金の低さを理由に転職活動をしている人がいる。話を聞いていても、状況が状況なので私1人では引き止めることもなかなかできないのが悲しい」
「組合に出会って、自分たちで話し合いながら何かを決める面白さを知ったから、今までやめずにがんばってこられた。職場にも、そういう雰囲気や風土をできる限り持ち込めるようにしていきたいと思ってがんばっている」
「公務職場の厳しさや多忙さは、なかなか表に見えない部分もある。そういうところを鬼木さんには代弁してほしい」
「毎年どこかの課で病休者が出ているような状況。当局が原因をきちんと把握しないので、再発者もいるなど、なかなかうまく回っていない」
「若い組合員で、賃金や業務の関係など、転職の相談をされて、いろいろ話を聞いた上で退職するのは悲しいけど仕方がない。ただ、熱心に組合活動を一緒にしていた人が、相談なく突然辞めてしまうことが何度かあり、それは本当に苦しい」
「人員が不足していて、休職者がいても異動や採用などによる補充がされないまま、4月までずっと1人で対応するような部署もあるような状況」
「当局のメンタル休職に対する理解が本当に不足している。状況を把握せず、サポートもないまま復職しても、同じことを繰り返しているだけ」

採用や人員不足、若年退職やメンタル休職、コロナ対応、賃金の課題など、多岐にわたるお話を伺いました。

似たような状況の組合の取り組みや、課題に対する対応など、私の経験や他の組合での事例などを交えつつ、私なりにお話をさせていただきました。

現場だけですぐには解決しない、難しい課題も沢山うかがいましたし、私に対する激励のお言葉もたくさんいただきました。

みなさんの感じている歯がゆさやもどかしさ、応援のお気持ちを受けとめ、日々がんばってまいります。

自治労群馬県本部のみなさん、お忙しいなかご対応いただき、また、貴重な機会をいただきありがとうございました。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします!

また、今回お伺いできなかった自治労群馬県本部の組合のみなさん、また改めてお伺いしますのでその際はよろしくお願いいたします。

<<意見交換させていただいた組合>>
桐生市役所職員労働組合連合会
伊勢崎市職員労働組合
富岡市役所職員労働組合
渋川市役所職員労働組合
藤岡市役所職員労働組合
安中市職員労働組合
榛東村職員組合
吉岡町職員組合
甘楽町職員労働組合
玉村町職員組合
みどり市職員労働組合
大泉町職員労働組合
邑楽町職員労働組合
下仁田町職員労働組合

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