自治労千葉県本部にお伺いしました。(10月12日~13日)

 

《活動》

10月12日から2日間、自治労千葉県本部にお招きいただき、県内の各組合等にお伺いして意見交換を行いました。

多くの皆さんと対面でお話できる機会がいただけたこと、本当にうれしかったです。ありがとうございました!

<意見交換でお伺いしたこと>
多くの組合のみなさんと意見交換をしたなかで、印象に残っていることを書き出してみます。

「若年世代のメンタル疾患が増えている。公共サービスに対するニーズの多様化や人員不足など、多忙化によるものが大きい。人員を拡充することが、その一番の解決策だと思う」
「採用の応募が以前より減っている。若い人に魅力に写っていないのが現実だと思う」
「確かに職場には不安を抱える人が多いが、組合がその助けになる側面もあるはずだ。不安を煽るようなものばかりでは、避けられてしまうので、組合として、できるかぎり明るい発信をするように心がけている。
「現業職場の採用抑制は限界だ。ノウハウの継承もままならない。ようやく任期付職員が採用されたが、なかなか厳しい」
「平時を想定した人員では、災害や感染症など、有事の際に対応しきれない。ほんの少しでもいいから、今よりプラスアルファの体制が必要」
「通常業務にワクチン業務が上乗せされている状態が継続している。本当に大切な業務なのでしっかりがんばりたいという気持ちで現場は頑張っているが、超過勤務は本当に多くなっている」
「自治労本部を通じて、総務省の官僚と話をする機会を昨年作ってもらった。直接影響しているわけではないと思うが、私たちが長年要望していたこと(通知からの一文削除)が実現した。現場と組合、政治はつながっていると改めて感じたし、本当に感謝している」
「パートタイムで働いているが、結局仕事が終わらないため、フルタイムと同じ時間、日によっては超過勤務もしている。それでもフルタイムにしてもらえない。要求の声がなかなか届かない」
「水害の被害の目処が立ったと思った頃にコロナ禍になり、本当に先の見えないトンネルの中のようだ。現場はなんとか踏みとどまっているけど、この現場の声を確かに国に届けてほしい」
「地元の市議会議員のおかげで(ワクチン接種会場の)環境改善ができた。組合、職員だけでは実現できないことには政治の力が必要だと思う」
「私たちのような小さな自治体では圧倒的に技術職が足りない。採用できないし、退職者がいても補充されない。この先が本当に不安だ」
「コロナ禍で交流の機会が減り、若い職員が孤立している。もう少し事態が落ち着いたら、しっかりこの間の業務の悩みや不安を聞きたい」
「市の財政に明るい要素がなく、要求をしても全然採用されていない。退職不補充が続いていて、現場は本当に人が足りていない」
「私は毎日仕事が楽しいし、この仕事が好きだ。この仕事が魅力がないとは全く思わない。そう思われるのは本当に悔しいので、若い人にも「楽しい」と思ってもらえるように、そういう仲間づくりをがんばりたい」

人員のことやコロナ対応のこと、政治や職場の悩み、明るいお話など、多岐にわたるお話をみなさんから伺いました。

私も、この間他県で見聞きしてきた取り組みや、自分自身の自治労運動の経験や政治に対する想いなど、本当にさまざまなお話ができました。

励ましの声もたくさんいただき、大変身の引き締まる2日間でした。色紙やメッセージなどもいただきました!しっかり事務所に飾らせていただきます。

自治労千葉県本部のみなさん、貴重な機会をありがとうございました。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします!

また、今回お伺いできなかった自治労千葉県本部の組合のみなさん、改めてお伺いしたいと思っておりますので、その際はよろしくお願いいたします。

<<意見交換させていただいた組合等>>
千葉市職員労働組合
我孫子市職員組合
神崎町職員労働組合
芝山町職員組合
香取市職員組合
茂原市役所職員組合
千葉県市町村職員共済組合職員労働組合
柏現業労働組合
流山市職員組合
自治労銚子市役所職員労働組合
自治労松戸市職員組合
千葉県国民健康保険団体連合会職員労働組合
自治労千葉県本部 臨時非常勤職員協議会

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