自治労熊本県本部にお伺いしました。(11月12日~13日)

 

《活動》

11月12日から2日間、自治労熊本県本部にお招きいただき、多くの組合のみなさんと意見交換等をしました。

熊本には前回8月の上旬にお伺いしましたが、当時とは新型コロナウイルス感染症の感染者数の状況も変わり、集会や定期大会など、みなさんの集まる場にもお伺いすることができました。

人員不足の課題をはじめ、さまざま現場でみなさんが苦労されていることや、私に期待いただいていることをお聞きすることができました。

熊本は近年豪雨災害の被害も受けていて、現場は厳しさを増していると改めて実感します。

そのような中でも、みなさんとお話する機会をいただけたこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。

<意見交換でお伺いしたこと>
多くの組合のみなさんと意見交換をしたなかで、印象に残っていることを書き出してみます。

「人員不足が継続している。毎年のように災害が発生している中でコロナの対応もあり、技術職をはじめ人が足りない」
「財政的な課題もあり、職員の採用が思うようにできていない。持ち帰り残業や超過勤務の抑制など、仕事に対して無理が生じている」
「職員の募集をかけても、公務員自体に人気がなく、応募が集まらない」
「財政が厳しい中にあるのに、当局は分かりやすいハコモノの政策ばかり推進している」
「土木職員が不足している。知識のない事務職が担っているが、相当なプレッシャーになっている」
「人員削減や高齢層の退職、そして災害対応が重なり、若年者の退職も以前より増加している。職場がもたない」
「人が少ない中で頑張っているが、クレーム等を言われることがあっても感謝されることはまずない。それが心理的負担になっているという声もある」
「採用募集をかけても県や他市に流れてしまい、定員割れをしている状況にある」

この間、関東甲の組合を回っているときとの違いとして、やはり熊本では「募集をかけても応募がない」というお話を多く聞きました。

関東甲では「専門職では応募はないが、事務職は応募は集まっている」というところのほうがやや多い印象でした。

地域によって状況は異なるとは思いますが、公共サービスの現場に人員が不足している状況は間違いありません。

お話を伺う中で、現場でがんばっている、踏みとどまっているみなさんの想いや努力を本当にひしひしと感じました。

少しでも現場で働くみなさんの状況を改善できるように活動していきます。

<<意見交換させていただいた組合や関連団体>>
八代市職員労働組合
氷川町役場職員組合
上天草市職員組合
天草市職員連合労働組合
苓北町職員組合
熊本市交通局労働組合

組合への訪問以外にも、熊本市交通局労組の定期大会でのごあいさつ、県本部の女性ネットの集会、ユース部常任委員会での意見交換など、さまざまな機会をいただきました。

お話しする機会を設けていただいたみなさんの想いと、この貴重な機会を大切にし、私の想いをしっかりとお伝えしていきたいと思います!

ご対応いただいた自治労熊本県本部のみなさん、本当にありがとうございました!

※前回熊本にお伺いした際の様子はコチラ↓

自治労熊本県本部にお伺いしました。(8月3日~6日)

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