参議院内閣委員会 重要経済安保情報保護・活用法案 質問要旨

《内閣委員会》

  1. 法案提出の判断について
    本法の提出において、個人情報の収集に関する国民の理解醸成のための政府の取組は。理解醸成度合いはどのような判断、基準で測ってきたか。機が熟したとの判断の根拠は
  2. 運用基準について
    ①運用基準については法案と同時に示されるべき。衆議院での指摘を踏まえ、運用基準で示す項目、大まかな事柄について明らかにすべき
    ②適性評価に関する事項、評価結果の目的外使用に関する事項など、運用基準の策定に当たる有識者メンバーに労働者の代表を入れることの確約を求める
  3. 労働者保護の観点からの適性評価のあり方
    ①評価対象者の本人同意は特秘と同様の説明書類に基づくと想定しているか。その説明書類は事前に国会でチェックを受けることを考えているか
    ②クリアランスホルダーの行動の制約等について客観的・具体的に説明周知された上で同意確認が行われるべきだが、見解は
    ③クリアランスホルダー期間が終了後には守秘義務は解除されるか
    ④企業による労働者の不当な取扱いが日常的に行われている現状を踏まえた上で、目的外使用によって働く者に一切の不利益が生じないような制度をいかに担保するのか
    ⑤調査の過程で本人の申告内容に疑義が生じた場合にも7項目以外の調査は行わないのか。 また調査結果はどのように報告するのか
    ⑥警察が知り得た情報を犯罪捜査に利活用することは目的外使用と考えて良いか。また、目的外使用をチェックする体制や仕組みについて検討を行うのか