自治労岐阜県本部にお伺いしました。(12月16日~17日、27日)

 

《活動》

12月16日から2日間、そして年末の27日に自治労岐阜県本部にお招きいただき、県内の組合のみなさんとの意見交換をしました。

岐阜では本当に多くの自治労組合員の皆さんにお集まりいただき、お話をする機会をいただきました。

新型コロナウイルス感染症の感染者数がやや落ち着きを見せていた時期ということもあり、病院労組(羽島、岐阜)の現場にもお伺いすることができ、最前線で奮闘する医療職場の皆さんの率直な現場実態もお聞かせいただきました。

年末のご多忙な中、お時間を取っていただいたこと、また現場の皆さんの想いをお伝えいただいたことに本当に感謝しています。

いただいた期待や想いを胸に、しっかりと2022年も活動してまいります!

<意見交換で伺ったことの一部>
「ワクチン業務や給付金業務で今年の2月頃から超過勤務がとても多い状況にある。国に振り回されているこの状況をなんとか改善して欲しい」
「人員不足で一人の職員が複数業務をこなしており、一人が休むと業務が回らない」
「会計年度任用職員が増え、正規と非正規の割合が2対1程度まで増えている」
「介護職場だが政府が9千円(3%)の賃上げを行うとしているが全く割に合わない。介護現場の人員不足は仕事内容の割に賃金が安いことが原因。介護職員の地位向上が図られなければ処遇改善はない。国政の場でも地位向上の推進をお願いしたい」
「町の将来を考えると役場に就職しても明るい未来が見えない」
「保育士だが将来が見通せない。やりがいある職場だが将来が本当に不安。是非とも保育士の地位向上にも尽力していただきたい。子育ての延長の保育士ではなく専門職としての保育士としての地位確立をお願いしたい」
「地域医療構想が出されて職員だけではなく住民、患者から不安の声が上がった。今回コロナがあり、公的病院の重要性を認識してもらったと思うので良い方向に進んでいくことを期待しているし、そのために政治の場でがんばってもらいたい」
「豪雨災害で人員不足に陥ることがあった。職員採用や人員不足に関して国の立場でも対応をお願いしたい」
「市町村合併の際に分庁方式を採用したので職員同士の顔が見えない。この様な状況の中で災害やコロナの影響で随時に職員補充、異動が行われている。更に職員間の密接さが失われている」
「鬼木さんの話を聞いて全国的な状況であることがわかった。コロナや災害により溜まった住民の不満の行き場が市役所となり、この不満を軽減するために当局は職員を過度に律し、職員が疲弊し住民サービスが低下する負のスパイラル状態に陥っている」
「これまでも辞めたいと訴える職員はいたが、現在は本気で辞めたいと訴える職員が多数いる。生活がある為、思い止まっているが、賃金・労働条件次第では民間に流れてしまうこともある」
「自分に余裕がない中での自己犠牲による市民サービスが続いている。当局と職員間で思いのギャップを感じている」

ご対応いただいた自治労岐阜県本部のみなさん、本当にありがとうございました!

<<意見交換やごあいさつさせていただいた組合や関連団体>>
岐阜市職員労働組合
大垣市役所職員労働組合連合会
多治見市職員労働組合連合会
中津川市職員組合
恵那市職員労働組合
瑞浪市職員労働組合連合会
関市職員労働組合連合会
高山市職員労働組合連合会
土岐市職員労働組合連合会
岐阜県市町村行政情報センター労働組合
輪之内町職員組合
下呂市職員組合
垂井町職員組合
各務原市職員労働組合連合会
郡上市職員組合
美濃市職員組合
Greenユニオン
岐阜県国民健康保険団体連合会労働組合
羽島市民病院職員労働組合
岐阜市民病院労働組合

※写真撮影の際のみ、マスクを外しています。

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