11月10日からの2日間、地元である自治労福岡県本部にお招きいただき、県内の田川総支部、福岡総支部にある組合を中心に意見交換をさせていただきました。

多くの皆さんと対面で直接お話できる機会がいただけたこと、本当にうれしかったです。ありがとうございました！

＜意見交換でお伺いしたこと＞
「新型コロナウイルス感染症の感染者数のピーク時には長時間労働が常態化していた」
「人員削減が続いてきたこともあって、なにか大規模な自然災害があったときの対応には不安がある」
「職務と地域活動（ボランティア）の線引きが難しく曖昧になっている」
「職員採用に応募が集まらない上に、若年層の退職は増加の一途をたどっている」
「国や県からの照会等は年々増えていて、業務負担は増すばかりだ」
「コロナ対応では地域で中心的な役割を担うことになったが、正直このままでは地域医療構想の今後に不安しかない」
「公立・公的病院の必要性、重要性を、自治労としてもっと発信してほしい」
「政府によるバラマキ政策で現場は負担感が増している。使命感にのみ頼るようなやり方は改めてもらいたい」
「日常的に組合員との接点を持つ機会を作ってもらいたい」
「現業職員の採用について、当局は圧力を感じていると言うが、国は圧力をかけていないという。これ以上減らされることは本当に危機的な状況を招くと思う」

採用の困難さ、人員の不足感など、以前福岡の組合に伺った際にもお伺いした課題を同様に多く伺いました。
現場の人手不足、国の政策に振り回される実態は継続しており、少しでもこの状況を改善するために行動しなければならないと改めて強く思いました。

自治労福岡県本部のみなさん、お忙しいなかご対応いただき、また、貴重な機会をいただきありがとうございました。
地元のみなさんの激励が本当に心強いです。いつも温かく迎えていただき、ありがとうございます。
みなさんのエールを胸に、がんばっていきます。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします！

＜＜意見交換させていただいた組合＞＞
福岡県職員労働組合　福岡支部、田川支部
福岡市役所現業職員労働組合
田川市職員労働組合
赤村職員労働組合
福智町職員労働組合
糸田町職員労働組合
添田町職員労働組合
川崎町職員労働組合
香春町職員労働組合
川崎町立病院職員労働組合