遊覧船事故の再発防止のために

 

《活動》

4月27日に開催された参議院国土交通委員会にて海上運送法改正案の審査が行われ、質疑に立ちました。
昨年4月23日に、知床遊覧船事故が起きました。合わせて26名もの乗員乗客の命が失われたり、現在も行方不明であるという悲惨な事故の原因の多くは、人の不作為によるものでした。その反省と検証から、安全対策を強化するための法改正が行われるものです。
二度と同じような旅客船舶の海難事故を起こさないための実効性ある措置が行われることを確認しながら質問しました。また、新たに設置される指定試験機関などが天下り先とならないよう、また不当な人事介入などが行われないことを国土交通大臣に確認しました。
不真面目な事業者が起こした事故によって、真面目な事業者にも負担を増すことになりますが、事業者の皆さんの努力によって安心・安全な旅客船舶運行が確保されることを期待します。