復興特別委での質問

 

《活動》

3月16日、参議院では各特別委員会において来年度予算案に関する審議する「予算委嘱審査」が行われました。
東日本大震災復興特別委員会での予算委嘱審査にて、質問に立ちました。
質疑で取り上げたのは、廃炉の現状について、除去土壌等の処分についてです。
廃炉についてはロードマップを5回改定しながら作業が進められていますが、燃料デブリの取り出しなどの作業に遅れが生じています。作業遅れについて現地の皆さんへ丁寧に報告・説明し、不安や不信の払拭に努めるべきと指摘しました。除去土壌については、今後も除染の進行に伴って総量の増加が見込まれるため、中間貯蔵施設への収容と土壌の再利用化の見通しについて尋ねました。
今年1月と今月に福島県内被災地を視察させていただいた際に、自治体職員をはじめとする現地の方々から伺った話を紹介しつつ質問させていただきました。
東日本大震災発災から12年が経過しましたが、復興はまだ道半ばです。時間の経過が復興に向き合う思いを風化させぬよう、引き続き被災地の皆さんに寄り添った施策の実行を求めてまいります。