原子力規制のあり方について質問

 

《活動》

2月22日に開催された参議院資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会にて35分間の質問の機会をいただきました。
まず、先月に岸まきこ議員と一緒に福島県の原発事故被災自治体を訪問した際に、各自治体の方々からお聞きしたことを踏まえて、現地の現状をお伝えし原子力規制委員会の山中委員長の認識をお尋ねしました。
また、2月13日の原子力規制委員会臨時会合にて、原子炉の運転期間ルールを変更し、60年超の運転を可能とする決定が行われました。5人の委員うち一人が最後まで反対する中、異例となる多数決で採決されたこと関連し、その手続きのあり方、また国民の不信を増すことにつながらないかなどについて山中委員長と議論させていただきました。
福島第一原発事故の教訓に基づき独立した機関として設置された原子力規制委員会は、科学的見地から、透明性を確保しつつ国民に分かり易く丁寧に規制等について議論すべきであり、政府のGX政策の都合に左右されることに違和感があることを強く伝えました。