内閣委員会で岸田総理等に質疑
担当大臣以外に総理大臣の出席も含めて審議する「重要広範議案」である「重要広範議案重要経済安保情報保護・活用法(セキュリティークリアランス法)案」の参議院での審議が大詰めとなった5月9日の内閣委員会にて、鬼木誠議員が質問に立ちました。
午前中には、労働者保護の観点からの適性評価調査について、秘密となる重要経済安保情報の指定のあり方、運用基準に書き込む内容等について、高市担当大臣と内閣府内閣官房に対して質問しました。問うべき論点が多いため沢山の質問を準備していたのですが、時間が足りず、だいぶ残してしまいました。
夕方には、岸田総理の出席の下での審議でも質問させていただきました。まず、先日の水俣病患者との懇談会で環境省側が患者側の発言を打ち切った問題についての総理の見解、現場に同席していた伊藤環境大臣の処分が必要ではないかと質しましたが、総理は同大臣の更迭については否定しました。
また法案に関連し、適合事業者や情報の選定が企業献金の額によって恣意的に決められ、政策にゆがみを起こすことがないよう第三者機関によるチェック体制の必要性の認識について、適性評価によって労働者が不利益を被ることがないよう労使協定を義務づけすることについても質しました。
法案は同日に採決されましたが、審議を通じて明らかになった様々な懸念点などについて、今後の法が適切に運用されるよう注視していきます。
午前中には、労働者保護の観点からの適性評価調査について、秘密となる重要経済安保情報の指定のあり方、運用基準に書き込む内容等について、高市担当大臣と内閣府内閣官房に対して質問しました。問うべき論点が多いため沢山の質問を準備していたのですが、時間が足りず、だいぶ残してしまいました。
夕方には、岸田総理の出席の下での審議でも質問させていただきました。まず、先日の水俣病患者との懇談会で環境省側が患者側の発言を打ち切った問題についての総理の見解、現場に同席していた伊藤環境大臣の処分が必要ではないかと質しましたが、総理は同大臣の更迭については否定しました。
また法案に関連し、適合事業者や情報の選定が企業献金の額によって恣意的に決められ、政策にゆがみを起こすことがないよう第三者機関によるチェック体制の必要性の認識について、適性評価によって労働者が不利益を被ることがないよう労使協定を義務づけすることについても質しました。
法案は同日に採決されましたが、審議を通じて明らかになった様々な懸念点などについて、今後の法が適切に運用されるよう注視していきます。